センター試験直前対策~奇跡を信じる or あきらめて失点回避?
1月に入り、「センター試験まであと〇日」というカウントダウンをあちらこちらで目にする今日この頃。
これまで、思うように点が伸びなかった人の中には、
「ラスト〇日!奇跡を信じて、半年分の勉強を1週間でやり遂げよう!」
みたいな思考に陥る人もいるよう。
でもそんなのは、50メートル走7秒台半ばの人が、直前のトレーニングでいきなり6秒台を出そうとするようなもの。
そんなことをして奇跡を起こした人というのは実際にはいないもの。
むしろ、現状の力すら本番では出せず、「俺の力はもっと上なのに…」などと嘆き節で終わるのがヲチ。
ここはデンと構え、「7秒台半ばの力」を本番で完全に出し切るという思考に切り替えるべきでしょう。
※実際、その方がラクだし、本番でパニックにならずに済むし、7秒前後の実力の人の何割かが、本番では7秒台半ば位の力しか出せないで終わるのだから…
というわけで…
取りこぼしをなくす
試験が終わって、答え合わせをしたときに、
「アッ! シマッタ!」
となる人がたくさんいる中で、
「自分はそういうことはなかった」
となれば、それだけで、一気に順位も上がるというもの。
フィギュアスケートでも、ミスをしなかったそこそこの選手が、ミスを連発したトップ選手の上に行くことはよくありますからね…
その意識が奇跡を呼ぶことも?
受験の場合、「出題される個所」というのがおよそ決まっているので、「取りこぼしをなくす対策」を直前にすることで、実は、出題範囲のかなりの範囲をカバーできたりするもの。
自分より「格下」の受験生が、取りこぼし対策をしただけで、本番で自分より高い得点を挙げた…なんてことは、いかにもありそうなこと。
そう思ったら、その逆のことを、自分が「格上」の受験生に対してやればいいってことでしょう。
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